「オレってマジでバカかも。なぜに学習しなのだろう」
こう思うことがわりとよくある。例えば毎晩飲む睡眠薬。
薬局が数種類の睡眠薬や抗うつ薬を一袋にまとめてくれたものをひとつ飲む。
効くまでに時間がかかるからラジオやポッドキャストを聞いたりして過ごしている。
するとたまに「あれ？オレ睡眠薬飲んだっけ？なんかちっとも眠れない感じだ」と思う。
そんでモゴモゴと悩み考えた末に「飲んでないぞ」なら一袋。「飲んだな」なら飲まない。
しかしその愚かなギャンブルは失敗することの方が多い。
すでに飲んでいれば翌日の分がなくなり翌日は徹夜することになる。
飲んでいなければまったく飲んでいないのだからその夜はやっぱり徹夜することになる。
これを読んでいる人の多くはすでにイライラしているんじゃないのかなと推察している。
「袋の数と病院の日数比べれば飲んだかどうか一発でわかるんじゃね？」
100％同感。異論も反論もなにもなくホントにおっしゃる通りでございますなのだが
なぜかオレはこの確認・計算作業をすることが思い浮かばす愚かなギャンブルをやっちまう。

枕元にこの薬を飲むためにコップ半分ぐらいの水を用意する。オレはこの水をよくこぼす。
寝返りしたり掛け布団の位置を変えたり寝タバコのためにライターを探すときにこぼす。
問答無用で「コップ置く場所がダメなんじゃね」だろうしやはり100％同感だ。
布団や手がぶつからない位置に置くとかこぼしてもいいようにトレイの上に置くとかね。
だけどなぜかコップに水を汲んでいるときにこれらのことを思い浮かびもせずまたこぼす。
そして真冬の冷たいフローリングにこぼれた冷たい水を拭きながら思う。
「床を水拭きできたと思えば悪いことでもないか」

アダルトビデオをTSUTAYAでレンタルしていた頃。
安くはない金を使うんだからできればアタリのエロエロを観たいなとじっくり物色する。
パッケージとタイトル・寸評でしか判断できない。慎重にじっくり探す。
このじっくりな慎重な姿勢が勉学などに向けばすごくいいんじゃねとはそのときには思わない。
30分ほどの捜索活動の末に3本選びレジに運ぶ。若い女性店員でもオレは気にしない。
やや小走りに帰宅してビデオデッキにガチャっと入れてスイッチオン。
30秒後ぐらいに思う。「ありゃ？これ前にも借りたヤツだ。しかも大ハズレのヤツだ」
ハズレちゃうのは仕方ない。でもそしたらタイトルや女優名でもメモっときゃいんじゃね？だ。
同じことはアダルトだけじゃなくて特にミステリー系の映画によくあった。
だからTSUTAYAの店員が「記録によるとこれこの前借りたけどよろしいでしょうか？」とか
言ってくれたらなと思っていた。「これは前編だけですけど」とかは言ってくれたからね。
「お。じゃ他の借りなきゃ。サンキュー」でも借りる本数は変わらず売り上げも同じ。
「いいんだ。また観たいから」なら問題ないしと思っていたんだけど
TSUTAYAに提案することはせずいつの間にかTSUTAYAは街から姿を消してしまった。

冬のレインはこたつで暮らす。オレがこたつに入り足を伸ばすとレインを蹴る時がある。
「ふにゃがままま〜」「すまん。次から気をつける。中を確認する。そっと足を入れる。
レインもさ。足の届かない死角で寝たりとか工夫したらバッチリかも」
しかし繰り返される。レインは中央で眠りオレは確認せずにグイッと足を。

レインハウスはユニットバスで追い焚きできないタイプだから浴槽にお湯を入れる。
温度46℃。メーターが安物でいい加減なのと真冬はグングンお湯が冷めるから36℃がいい。
半分ぐらいたまるまでザッと掃除をしたりして裸になりさみーとか言いながら浴槽へジャボン。
ちゃんと数えてないし記録もないけれど週1ぐらいで「激冷‼︎真水じゃんかふざけんなよ」となる。
ふざけてんのはカオルくんだろ？温度スイッチオンを確認したりとかさ。
水が抜けるまで10分ぐらいかかるよ。寒いからまた服着てお湯ためてまた脱ぐ。アホだね。
学習能力とかそーいうのを引っ越すときに粗大ゴミしちゃったんじゃないの？
あ。TSUTAYAは引越し前だね。じゃあ前からバカなんじゃん。あ。本気のバカかも。
スロットでさ。確実に取り返せず悪台に大金ぶっこんで大敗するパターンなのにぶっこんだね。
お酒もさ。このバーボンこれだけ飲んだら泥酔＆迷惑行為なのに同じ酒をそれ以上飲んでたよね。
まあお酒とギャンブルはやめたからいいんだけどさ。TSUTAYAも潰れたしね。
だけどお風呂もやめる？こたつもやめる？どーすんのかな。くしし。

他にも似たようなことがいくつかありやはり改善されずに繰り返されている。
そして思う。「もしかして同じ内容のブログをすでに書いて公開してるかも」

オチなどない。

では。またね。
ハレルーヤ！